車高調取り付け(JIC SA-1)
2008/03/06

[2004年1月の作業]
足回りを車高調に交換しました。
車検に備え、車高が足りなかったので、必然的に車高調導入になりました。


少し足りません。

TypeSを買ったときに、純正の足回りは付いていませんでした。
したがって、予備の足回りは持ち合わせていません。
装備品を外した程度では、1cmも車高は上がらないと思う。
そういうわけで、早急に足回りの交換をする必要がでてきました。


車高調購入を決定する前に、とりあえずダウンサスをヤフオクで入手しておきました。
H&Rという海外(ドイツ?)メーカーのダウンサスで、100NX用。
送料いれて3000円程度。使わなくても別にいいかな、と。
箱のつぶれっぷりに笑う。


念のためスペックを調べてみると
「40mmダウン(誤差+-5mm)」
とあります。
TypeSの仕様を調べると、最低地上高130mm。
130mm-40mm = 90mm。
きわどい・・・。
(結局使ってないので、ストック品になってます)


そんなわけで、車高調に決定。
JICのSA-1を購入することにしました。他の選択肢はあまり無いですし。
(JIC製品のモデルチェンジに伴い、廃盤になったみたいです)
ネットショップで探すつもりでしたが、日産に相談したら、日産で取り寄せてくれるとのこと。
ネットで買うより若干高かったですが、簡単に済むのでお願いすることにしました。
車検時に作業してもらいました。


車検が終わって日産から帰るときにまず感じたのは、車高調独特の乗り心地。
「これ何のチューニングカー?」って感じに硬くてビックリ。
少しの凹凸な段差や、段差がいくつか繋がってるような道では、今までより遥かにハネます。
でも、法定速度で大きな段差もない道なら、それなりに快適。
揺れはゴツっって感じではなく、吸収してる感じの揺れ。


バネレートは標準設定より2kずつ下げました。
家に帰ってから説明書を読んで、減衰力の調整方法を調べました。
そして調整してみたところ、日産からの帰路では5段階のうち3番目の硬さになっていました。
一番ソフト側にしてみると、乗っていて違和感が無い程度の乗り心地。 それでもやはり、段差が続くと厳しいです。


車高はタイヤとフェンダーの隙間が指2本。
取り付けた段階では、かなり車高を上げてある状態。
これだけ余裕があるとどこでも行けそう。


タイヤとフェンダーの隙間から撮影できるほど、車高が上がっているということです(笑


実際に、今まで入れなかった場所にも入れるようになりました。
右側の写真の段階で地面に接触していましたが、この車高では余裕。


フロントはピロアッパー、リアはリジットです。


バネは紫色。


ロアの取り付け部。

純正形状のときの車高と、車高調での車高を比較してみました。
純正形状
車高調
上:純正形状(カヤバ・スーパースペシャル+MSデザインダウンサス)
下:車高調(JIC SA-1)
車高調取り付け直後なので、むしろ車高は上がってます。

取り付けから1ヵ月後に、1cmほど車高を下げました。
少しでもバネのプリロードを減らせれば、ということでの車高ダウンです。
結果は、体感でわかるほど乗り心地が向上!!
「JICなのにこんなに快適でいいの?」ってくらい。
相変わらずハネるんで、もちろん普通のクルマに比べたら不快適でしょうけど。
今までは段差でフロントからバコッって音がすることもあったのですが、それがなくなりました。
段差の衝撃がソフトになった感じです。
が、リアショックのストロークが相当ヤバイです。2cmくらいしかストローク幅が無いです。

車高下げる前は、ピロアッパーやめようかなぁ、とか思っていたくらいだったのですが、これなら十分。
クルマに乗るのも楽しくなってきました。


ただし、車高を下げたので、先月は余裕だった場所も、若干厳しくなってまいりました。(笑


先月の状態。




持ち帰ってきた純正形状の足回り。なかなか重いです。重すぎて一度に4本を運べませんでした。


スプリングとショック。
スプリングはZOOMが入っているものと、この2年間ずっと思っていましたが違いました。
エアロと同じくMSデザインのようです。
前オーナー凄すぎ。
ショックはカヤバのスーパースペシャルforストリート。現在ではB13用は絶版なので貴重です。
減衰力が4段階で調整できる優れもの。


参考費用(税抜き。価格は2004年当時のものです)
サスペンション4輪交換工賃        16,000
JICサスキットSA-1 Rリジット     128,700
合計                            144,700



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